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Backjoy(バックジョイ)は、座ったときに最も負担のかかる腰(骨盤)をサポートする道具です。日本国内では医療機器としての認定を受けていませんが、アメリカではFDAによる認定を受けています。
腰痛の原因の一つに骨盤の傾きがあります。バックジョイはその骨盤が傾かないようにサポートしてくれます。仕組みは非常にシンプルで下の図のように 「テコの原理」 により骨盤を起こし、正しい姿勢を保持してくれます。
バックジョイですぐに腰痛が治まるわけではありませんが、正しい姿勢へと矯正するサポート力が働くので、よい姿勢を習慣づけることができます。医療器具ではありませんが、人によっては徐々に腰痛が軽減されるでしょう。姿勢の悪さが原因の腰痛には大きな効果があります。
Backjoyには素材の異なる ポスチャープラス(Posture+)と リリーフ(Relief) の二種類があり、それぞれに レギュラーサイズ と ミニサイズ があります。
それぞれの差は、後述する「Posture+(ポスチャープラス)との違い」を確認してください。
公式・非公式など、色々な座り方の紹介がありますが、この方法はバックジョイを置く場所が木製や絨毯などの滑りやすい場所に限定されます。一度座ると移動しにくい場所では、最初から座るポイントを決めておく必要があります。
最初の動画は日本の代理店、二つ目は本家BackJoy社が作成した動画です。文字で説明するよりは、この動画がわかりやすくてオススメです。
4:543:10私が購入したタイプはポスチャープラスなので、リリーフの具体的な使用感は分かりませんが、素材による座り心地と若干のサポート力の違いを除けば、使い勝手は同じだと思います。ここでは、一般的な使用感などをまとめています。
驚くのは背もたれがないのに、腰が支えられるだけで背もたれがあるかのように感じることです。少し大げさですが、背もたれがなくても楽に座り続けることができます。
デスクチェア(ワークチェア、オフィスチェア、など)で使うつもりでしたが、私の椅子の座面はモールドウレタンと呼ばれる一般的なクッション性のある座面でした。バックジョイは「テコの原理」を利用するため固い座面ほど腰のサポート力が強くなります。
モールドウレタンはそこまで柔らかい素材ではないのですが、堅めの座面で使うのと比較してかなりサポート力が落ちる感じです。上のイラストのように座面の種類により効果が変わります。メッシュについては、張りがある状態であればと言う条件付きです。
公式サイトでは柔らかい場所でも使えるような説明がありますが、個人的には柔らかい場所でのサポート力は物足りません。しかし、あるのとないのとでは比較にならないほどの差があることも確かです。
深く沈むソファでのご使用はバックジョイのそりあがった部分の下にタオルなどを丸めて敷くとより効果があります。
Backjoy Japan | よくあるご質問
代理店のサイトにこのような説明があります。確かに腰を支える部分に何かを差し込めば柔らかい場所でも効果的に利用できます。
結局どこで利用しているかというと、フローリングの部屋です。バックジョイを使うまでは背もたれ付きの座椅子に座っていたのですが、気がつくと腰が前に出て姿勢が悪くなり、腰が痛み出すというのを繰り返していました。
バックジョイがあると姿勢が崩れず腰も支えてくれるので、背もたれがないにも関わらず割と長い時間座っていても平気です。といっても、背もたれがないので、座椅子と比較すると楽ではありません。それでも、すでに床に座るのが苦痛になりかけていた状態だったので、まさに救世主のようなグッズです。最初は椅子で使うつもりでしたが、これはこれで結果オーライです。
Relief(リリーフ)のレギュラーサイズで 370g となっています。缶ジュース一本分なので持ち運びも苦になりません。大きさはそれなりにあるので、大きめのバッグは必要です。出かけ先で座る必要があれば持って行くようにしています。少し恥ずかしいですが、腰痛を気にしながらでは何も集中できません。
バックジョイを使用するにあたり、いくつかの注意ポイントがあります。
テコの原理が働くのでバックジョイの中心部に体重がかかります。公式サイトにも説明がありますが、やや固い素材なので畳やフローリングにそのまま敷くと、凹みや傷の原因になる可能性があります。これは、椅子やソファについても同じです。ただ、あくまで傷みそうだなと感じるだけで、今のところ問題になるような傷みは発生していません。
構造上若干のクッションがないとグラグラと不安定となるなので、フローリングで利用する場合はカーペット・絨毯・ラグを敷くとちょうどよい具合になります。
長期間使用した場合の傷や凹みは気になりますが、少しでも腰痛が和らぐ方が大事かなという気持ちで使っています。
バックジョイは自動車のシートにも利用できることもアピールしています。ただし、これも椅子の堅さで効果が変わります。張りのある堅めのシートであれば腰(骨盤)をしっかりとサポートしてくれるでしょう。
ポスチャープラスの表面樹脂は変形しやすいとの注意書きがあります。リリーフであれば問題ないようです。ただプラスティック製品ですので、夏場など高温が気になる場合は、面倒ですがその都度持ち運ぶようにしましょう。
リリーフはクッションがついている関係で丸洗いができません。もしお手入れをする場合は、軽く絞った布などで汚れを拭き取り、陰干しします。ポスチャープラスは全体がゴムのような素材なので丸洗い可能です。
体重が 60kg 以下の場合はミニサイズ、それ以上であればレギュラーサイズが目安となります。購入者の感想によると単純に「男性だからレギュラー」「女性だからミニ」というわけではなさそうです。お尻の大きさにもよりますが、男性であってもフィット感を重視するためミニを選ぶ人もいます。ミニとレギュラーの違いは大きさと重さだけとなっており、定価は同じです。
公式サイトによると「ミニサイズは小学3・4年生位の約30㎏から60kg未満の方に向いています。」となっているので、明らかにお尻が小さくなければレギュラーサイズでよいのかもしれません。
レギュラーサイズ | ミニサイズ | |
---|---|---|
サイズ | 幅:約32.5cm / 長さ約38cm | 幅:約27.5cm / 長さ約34cm |
重さ | 約370g | 約300g |
ミニとレギュラーの境目が60kgなので悩むところですが、公式サイトによると以下のようにしてサイズを選択すると良いようです。
しかし、どこにでもある商品ではないので、気軽に試すことができない方がほとんどだと思います。販売店やレンタルについては「どこで購入する?」を参考にしてください。
Backjoy(バックジョイ)は、このRelief(リリーフ)以外に、材質の異なるPosture+(ポスチャープラス)があります。
違いは材質にあり、サイズは全く同じです。重さは素材の違いから80gほどリリーフが軽く、若干のクッション性があります。ポスチャー・プラスはゴムのような素材なので、暑い時期はお尻が蒸れますが、リリーフはある程度の通気性があります。
リリーフは表面がクッションで覆われていますが、ポスチャー・プラスはゴムのように滑りにくくなっています。この素材の違いが使用感で大きな差になります。
座り心地はクッション性のあるリリーフが優れていますが、骨盤のサポート力は滑りにくくフィット感抜群のポスチャー・プラスが優れています。
どちらを選ぶかは、上記の違いを考慮すればよいでしょう。ポスチャー・プラスは丸洗いできるというメリットがあります。
それぞれの特徴は、以下の様になります。
製品名 | 骨盤を支える力 | お尻がズレない | 丸洗い | 通気性 | 車の座席 |
---|---|---|---|---|---|
Relief(リリーフ) | |||||
Posture+(ポスチャープラス) | 1 |
Posture+ ポスチャープラス | Relief リリーフ | |
---|---|---|
定価(税抜) | ¥5,219 | ¥4,742 |
大きさ | 幅約32.5cm / 長さ38cm | |
重さ | 約450g | 約370g |
カラー | 8色 - ウォルナット、サーフ、マンゴー、ライムグリーン、ブラック、レッド、フーシャ、シーブルー | 2色 - ブラック、ネイビー |
材質 | 合成ポリマー、裏面:合成ポリプロピレン、表面:EVA | 中材:ナイロンプラスチックベース、裏面:合成ポリプロピレン、詰め物:ウレタンフォーム、表面:ポリエステル繊維94%/ポリウレタン6% |
ポスチャープラスの詳細は バックジョイ・ポスチャープラス を確認してください。
ネット通販であれば、公式直販やAmazonで購入することができます。他にも東急ハンズネットストアで購入可能です。
安い商品ではないので実際に触って試してみてから購入したいと思うでしょう。しかし、主な取り扱い店舗は東急ハンズやロフトとなるため、誰でも気軽に実物を確認することはできません。
公式直販で購入すると定価となり送料も必要になりますが、他では取り扱っていないカラーやデザインのバックジョイが手に入ります。
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近くに取り扱い店舗がない場合、公式サイトの「2週間のレンタルサービス(540円)」を利用してもよいでしょう。送料無料であり、返却時は佐川急便の着払いなので、支払いは540円だけです。支払いはクレジットカードのみとなっています。
レンタル用の数が少ないためか常にレンタル中となっているようです。たまに在庫ありとなっているので、サービスそのものは行われています。もし、レンタルが必要であればこまめに確認する必要があります。残念ながら予約はできません。
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