首こりがつらくて痛いならネックウォーマーで暖めてみよう

個人的に首が凝ってつらいときには、首を温めるグッズを積極的に利用しています。 特に首回りのトラブルは、寒い時期に悪化するように感じます。 首がつらいと感じるなら、一度は試して欲しい方法です。

基本的に首を冷やすことは、あまり体に優しくありません。 最近のスポーツ医学でも「アイシング」は間違った常識という意見もあります。 ただし、「ひとによる」が前提なので、色々と試してみて自分に合う対処法を根気よく探すべきでしょう。 他人の意見を鵜呑みにするのは賢くありません。

例えば、夏の間首を冷やすグッズを毎日利用していたら、そのときは快適でも、夏が過ぎると異常に体調が悪くなった知人がいます。 偶然かもしれませんが、自分で「おかしい」と感じたらすぐに止めることが大事です。 自分の体のことは自分にしか分かりません。

首を温めることは簡単です。費用もたいしてかからないため一度は試してみるべきでしょう。

もっとも手軽に首をあたためる方法

やはりどこでも手に入る「ネックウォーマー」が定番です。 最近ではスーパーでも購入できます。 ただし、これだけでは「しないよりはマシ」であり、首のトラブルに関してはほとんど効果がありません。

首をしっかり温めるなら「ネックウォーマー＋貼るタイプのホッカイロ」がおすすめです。 レギュラーサイズは大きすぎるので、ミニサイズを購入して、ネックウォーマーの裏側（首の後ろ）に貼り付けるだけです。 欠点と言えば、暖かすぎて眠気を誘うということでしょうか。

次に紹介する「電子レンジタイプ」のように繰り返しの利用はできませんが、長持ちなので長時間の作業中などに便利です。

寝起きに首を手軽に温めたい

人によって違うと思いますが、個人的には冬の朝が最もつらく、起床後にすぐにこれを利用しています。 ホッカイロに比べ持続時間はかなり短いのですが、繰り返し利用できる点が気に入っています。 電子レンジで数分間温めるだけで、熱いおしぼりのような状態になり、使い方も簡単です。 冬だけ数年ほど利用していますが、まだまだ効果があり、コストパフォーマンスの高い商品です。

有名な商品は、桐灰の「あずきのチカラ」（繰り返し250回）と白元の「リラックスゆたぽん」（200回）の2種類でしょう。 どちらも小豆を利用しており、デザインが異なる程度です。 小豆に含まれる水分を電子レンジで温めるという簡単な仕組みです。

首を温めるという用途には、リニューアル前のゆたぽんの使い勝手がよかったのですが、 どちらも似たような形状となってしまい残念です。

電気のチカラを利用する

「電熱線」を利用して首をあたためるグッズです。 上図の三洋電機が販売していた「eneloop neck warmer」は、非常におすすめしたい商品です（でした）。 一般的なモバイルバッテリー（USBタイプ）を利用できたので、汎用性の高い商品でした。 残念ながらパナソニック（松下電器）に買収されて、すぐに生産終了となってしまいました。 このようなニッチな商品は残してくれなかったようです。

必要とする人は少なくても、これがないと困る人は多いと思うのですが。 以前は4,000円程度で購入できましたが、今ではプレミア価格となっています。 役立つグッズではありますが、高額な料金を支払うほどのものではありません。

今では手に入らないため、紹介しても意味がありませんが、再販を期待してしまいます。

カジュアルに利用できる商品は後にも先にも三洋電機の商品のみであり、 似たような商品となると、やや専門的なものとなってしまいます。 例えばツーリング用の防寒商品であり、決してお手軽な価格ではありません。

無限電光の電熱ネックウォーマーはバッテリーと充電器がセットとなっています。持続時間は温度「高」で90分〜120分、「低」で180分〜210分となっています。

コミネ（Komine）のバイク用ネックウォーマーは無限電光より安価ですが、バッテリーが別売りとなっています。 バッテリーを加えるとどちらも同じような価格となります。 こちらの持続時間は「140分〜220分」となっており、温度を3段階で調整できます。

まとめ

バッテリーを利用する商品は便利に見えますが、持続時間の短さを考えると、複数のバッテリーが必要となります。 紹介した商品はやや特殊なバッテリーなので、あまり汎用的ではありませんね。 すぐに暖めたいときは電子レンジタイプを利用して、長時間暖めたいときはホッカイロを利用するのが良さそうです。